小学6年生の頃(平成30年)
ヒーローズカップ出場にあたりご支援・ご協力頂きました皆様へ
第11回ヒーローズカップ全国大会応援の御礼
謹啓 向春の候、皆さまにおかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
このたび、第11回ヒーローズカップ全国大会に九州代表として出場 に際しましては、物心両面にわたりご支援、ご協力を頂き心からお礼申し上げます。
昨年11月福岡県大会A-1パートで優勝し、続く九州大会では準優勝であったものの、怪我人の傷も癒え、九州大会で出たチームの課題も改善でき、6年生27名の選手達は万全の状態で優勝を目指し横浜へと乗り込みました。選手達はどの試合においても今までの練習の成果を存分に発揮し、気持ちの入ったプレーで「福岡につくしあり」という所を見せてくれたと思います。けれども関東・関西を中心とする全国の競技レベルは非常に高く、結果は2勝1敗1分の11位となりました。
まだ12歳という多感な少年期に全国の競技レベルを知り、自分達の経験として同級生に凄い選手がいる、強いチームがある。という事実を知ったこと。自分達が彼らに勝つためには、これまで以上の個人の努力とチームとして全員が力を合わせて戦うことが重要だと改めて感じさせて頂いたことは、選手達の今後の成長の原動力となるに違いありません。また出場チームとの試合外の交流の中で、全国の「気持ちの良いラグビー仲間」に出会えたことも彼らの財産になったことだと思います。
今回の大会を主催して頂いたNPO法人ヒーローズの林 敏之会長が閉会式で言われていたお言葉のなかに「ヒーローズカップという名前の意味は、ラグビーのヒーローだけじゃありません。やっぱりラグビーをやっている子は優しいよね。思いやりがあるよね。みんなのことが考えられるよね。そういってもらえる人になってもらいたいのです。この中から、たくさんの人生のヒーローが生まれてくることを心から祈っています。」とありました。
選手達はまもなく中学生となりますが、ほぼ全員が中学でもラグビーを続けていきます。今大会での経験を活かして、ラグビーだけでなく人としても彼らが成長していく姿を、引き続き見られることが楽しみでなりません。
皆様のおかげで選手達がこのような貴重な経験をさせて頂いたことに心から感謝いたします。
そしてこれからも変わらぬご支援を賜りますようお願いいたします。
謹言
つくしヤングラガーズ
6年ヘッドコーチ 小田 正俊